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欠品詐欺・返金詐欺が急増中?電子マネー被害で泣き寝入りしないための方法

暮しの豆知識
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ネット通販は私たち主婦にとって本当に便利です。家事や育児の合間にポチッと買い物ができて、自宅に届くのを待つだけ。しかし、最近は「欠品詐欺」や「返金詐欺」急増しているって聞いたことありませんか?特に電子マネーを利用した取引では、泣き寝入りするケースが後を絶たないんです。

そこで今回は、わかりやすく、こうした詐欺にどう立ち向かうべきかをお話しします。

最近よく聞く「欠品詐欺・返金詐欺」ってなに?

近年、ネット通販を装った「欠品・返金詐欺」が増加しています。詐欺師は、偽の通販サイトで商品を販売し、購入者に「商品が欠品している」と連絡。その後、電子マネーでの返金を装い、被害者からさらに金銭をだまし取ります

警視庁によれば、2024年に入ってからこの手口による被害は138件、総額約1億5千万円に上ります。被害者の年齢層は10代から70代と幅広く、性別も問わず被害が拡大しています。

国民生活センターは、極端に安価な商品や不自然な日本語表記のサイトには注意し、電子マネーでの返金を求められた場合は詐欺を疑うよう呼びかけています。

なぜ電子マネーが使われると危険なの?

電子マネーは私たちの日常生活を便利にする支払い手段の一つです。たとえば、スマホアプリを使えば、あっという間に支払いが完了し、財布を持ち歩かなくていいのは大きな魅力です。また、ポイントが貯まりやすかったり、現金を持ち歩くリスクが減るというメリットもあります。しかし、こうした便利さは詐欺師にとっても魅力的な「チャンス」になっています。

まず、電子マネーの取引には匿名性があるため、誰が送金したか、誰が受け取ったかを特定するのが難しい仕組みです。詐欺師はこの特性を利用して、被害者のお金を巧みにだまし取ります。クレジットカードの場合、不正使用があれば補償が受けられる場合が多く、被害者も守られやすいのですが、電子マネーにはこうした手厚い補償がないことが多いのです。そのため、一度お金をだまし取られてしまうと、返金される見込みは非常に低くなります。

また、電子マネーでの取引はスピーディーで、詐欺が発覚するまでの時間が短いことも問題です。たとえば、詐欺師はお金を受け取ると、すぐに別の口座や手段に資金を移すため、追跡がさらに困難になります。このように、電子マネーは便利さと引き換えにリスクを抱えていることを意識し、慎重に利用することが大切です。

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安心して買い物するための見極めポイント

通販を安心して利用するためには、まず信用できる業者を見極めることが大切です。その見極め方として、購入前にサイトの口コミや評価をしっかりと調べることがポイントです。信頼できる大手通販サイトでさえも、個人出店の場合は注意が必要です。公式ストアかどうかをチェックするだけでも被害を防ぐ手助けになります。

私の場合、購入前に「レビューが異常に良いけれど内容が不自然じゃないか?」と疑うことにしています。また、通販サイトのURLを確認し、公式サイトであることを確かめるのも手です。さらに、店の住所をグーグルマップで調べると空き地や全然違う建物が写っていて、驚いたこともあります。

詐欺に遭ったらどう対応する?泣き寝入りしないために

もし詐欺に遭ってしまったら、「どうせ泣き寝入りするしかない」と諦めずに行動することが重要です。まずは消費生活センターに相談しましょう。被害情報を集めることで、詐欺の拡大を防ぐことができます。また、電子マネーの利用先に連絡を入れて、対応が可能か確認するのも大切です。

さらに、警察への届け出も検討してください。「でも、時間がかかりそう……」と感じるかもしれませんが、早く動くことで次の被害者を守ることにもつながります。とはいうものの、早期に対応することで被害を最小限に抑えられる可能性があるのです。次に、被害を未然に防ぐための心得を共有しましょう。

口コミやレビューはどこまで信じられる?注意すべきサイン

ネットショッピングをする際、商品を購入するかどうかを決めるときに、口コミやレビューを参考にする方は多いですよね。特に高額商品や家電、コスメなどは、たくさんのレビューを見てじっくり検討したいものです。しかし、すべての口コミが正直な感想とは限らないのが現実。詐欺サイトや悪質な業者は、信頼を得るために偽の口コミを投稿することがあります。そこで、どんなサインに気をつければよいのかを見ていきましょう。

1. あまりに高評価が多すぎる場合

全てのレビューが5つ星で、褒め言葉ばかりが並んでいる場合は要注意です。特に「この商品は完璧です」「人生が変わりました」など、極端にポジティブな表現が多いときは、偽のレビューの可能性があります。本当に良い商品でも、何かしらのデメリットや改善点があるものです。だからこそ、高評価だけの口コミは疑ってかかることが必要です。

2. 短期間に大量のレビューが投稿されている

商品の発売から短期間で異常に多くのレビューが投稿されている場合も注意が必要です。特に、同じ時期に投稿されたレビューが似たような内容だったり、言葉遣いが似ていたりすると、組織的にレビューが操作されている可能性があります。レビューの日付を確認して、不自然な投稿の増加がないかを見てみましょう。

3. レビューが不自然な日本語や一般的な内容

不自然な日本語や、具体性のない漠然とした内容も偽レビューの特徴です。「とても良い商品です」「買って良かった」など、誰にでも当てはまるような一般的なコメントには気をつけましょう。一方で、具体的な使用感やメリット・デメリットを正直に書いているレビューは、信頼度が高くなります。

4. 同じユーザーによる複数の高評価

複数の商品に対して、同じユーザーが短期間で高評価のレビューを連続して投稿している場合も注意が必要です。特に、プロフィールにアクセスすると他のレビューも同じような言葉遣いで高評価ばかりなら、そのユーザーは業者の依頼を受けている可能性があります。信頼性の低いレビューを見分けるために、投稿者の他のレビューもチェックするのがオススメです。

5. ネガティブなレビューもきちんとチェックする

一方で、ネガティブなレビューも必ず確認しましょう。悪い評価が少ない場合でも、内容をよく読むと「届くまでに時間がかかった」「サポートの対応が悪かった」など、購入後のトラブルを予感させるポイントがわかることがあります。特に、同じような不満が複数のユーザーから出ている場合は、購入を再検討することをおすすめします。

このように、口コミやレビューを盲目的に信じるのではなく、サインを見極めて商品選びをすると、失敗やトラブルを防ぐことができます。次に、安心して買い物を楽しむための他のヒントを見ていきましょう。

まとめ

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ネット通販の増加とともに、「欠品詐欺」「返金詐欺」などのトラブルが増えています。特に電子マネーは匿名性が高く、被害に遭いやすい決済方法です。しかし、信用できる業者を見極めるコツを押さえ、被害に遭った際は迅速に対応することで、泣き寝入りせずに対処できます。消費者として自分や家族を守るための知識を持ち、周囲と情報を共有することも大切です。便利なネット通販を安心して利用するために、ぜひ今回の対策を心に留めてください。

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